作業主任者資格一覧

ガス溶接作業主任者

・ガス溶接作業主任者の選任

事業者は、アセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置を用いて行なう金属の溶接、溶断又は加熱の作業については、ガス溶接作業主任者免許を有する者のうちから、ガス溶接作業主任者を選任しなければならない。

・ガス溶接作業主任者の職務 アセチレン溶接

事業者は、アセチレン溶接装置を用いて金属の溶接、溶断又は加熱の作業を行なうときは、ガス溶接作業主任者に、次の事項を行なわせなければならない。

1.作業の方法を決定し、作業を指揮すること。
2.アセチレン溶接装置の取扱いに従事する労働者に次の事項を行なわせること。
3.使用中の発生器に、火花を発するおそれのある工具を使用し、又は衝撃を与えないこと。
4.アセチレン溶接装置のガス漏れを点検するときは、石けん水を使用する等安全な方法によること。
5.発生器の気鐘の上にみだりに物を置かないこと。
6.発生器室の出入口の戸を開放しておかないこと。
7.移動式のアセチレン溶接装置の発生器にカーバイドを詰め替えるときは、屋外の安全な場所で行なうこと。
8.カーバイド罐(かん)を開封するときは、衝撃その他火花を発するおそれのある行為をしないこと。
9.当該作業を開始するときは、アセチレン溶接装置を点検し、かつ、発生器内に空気とアセチレンの混合ガスが存在するときは、これを排除すること。
10.安全器は、作業中、その水位を容易に確かめることができる箇所に置き、かつ、一日一回以上これを点検すること。
11.アセチレン溶接装置内の水の凍結を防ぐために、保温し、又は加温するときは、温水又は蒸気を使用する等安全な方法によること。
12.発生器の使用を休止するときは、その水室の水位を水と残留カーバイドが接触しない状態に保つこと。
13.発生器の修繕、加工、運搬若しくは格納をしようとするとき、又はその使用を継続して休止しようとするときは、アセチレン及びカーバイドを完全に除去すること。
14.カーバイドのかすは、ガスによる危険がなくなるまでかすだめに入れる等安全に処置すること。
15.当該作業に従事する労働者の保護眼鏡及び保護手袋の使用状況を監視すること。
16.ガス溶接作業主任者免許証を携帯すること。

・ガス溶接作業主任者の職務 ガス集合溶接

事業者は、ガス集合溶接装置を用いて金属の溶接、溶断又は加熱の作業を行なうときは、ガス溶接作業主任者に次の事項を行なわせなければならない。

1.作業の方法を決定し、作業を指揮すること。
2.ガス集合装置の取扱いに従事する労働者に次の事項を行なわせること。
 イ.取り付けるガスの容器の口金及び配管の取付け口に付着している油類、じんあい等を除去すること。
 ロ.ガスの容器の取替えを行なつたときは、当該容器の口金及び配管の取付け口の部分のガス漏れを点検し、かつ、配管内の当該ガスと空気との混合ガスを排除すること。
 ハ.ガス漏れを点検するときは、石けん水を使用する等安全な方法によること。
 ニ.バルブ又はコツクの開閉を静かに行なうこと。
3.ガスの容器の取替えの作業に立ち合うこと。
4.当該作業を開始するときは、ホース、吹管、ホースバンド等の器具を点検し、損傷、摩耗等によりガス又は酸素が漏えいするおそれがあると認めたときは、補修し、又は取り替えること。
5.安全器は、作業中、その機能を容易に確かめることができる箇所に置き、かつ、一日一回以上これを点検すること。
6.当該作業に従事する労働者の保護眼鏡及び保護手袋の使用状況を監視すること。
7.ガス溶接作業主任者免許証を携帯すること。

・資格要件

1.ガス溶接作業主任者免許試験に合格した者
2.職業能力開発総合大学校が行う指導員訓練のうち塑性加工科又は溶接科の訓練を修了した者
3.その他厚生労働大臣が定める者

・免許試験の受験資格

1.ガス溶接技能講習を修了した者で、その後ガス溶接等の業務に3年以上従事した経験を有するもの
2.大学又は高専において溶接に関する学科を専攻して卒業した者
3.大学又は高専において、工学又は化学に関する学科を専攻して卒業した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
4.塑性加工科、構造物鉄工科又は配管科の職種に係る職業訓練指導員免許を受けた者
5.養成訓練(金属成形科)を修了した者
6.養成訓練(溶接科)、普通職業訓練(金属加工系溶接科)を修了した者で、その後2年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
7.鉄工、建築板金、工場板金又は配管の1級又は2級の技能検定に合格した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
8.溶接係員試験に合格した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
9.専修訓練課程の普通職業訓練、専修訓練の養成訓練(溶接科)を修了した者で、その後3年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの

・試験科目

1.ガス溶接等の業務に関する知識
2.関係法令
3.アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識
4.アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識

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